韓国向け安全審査対応：Sマーク、KCマーク、KCsマーク

韓国では、韓国産業安全衛生公団（KOSHA）が、労働災害を削減する目的で制定した任意認証制度としてSマークがあります。また、韓国国内で販売・流通される製品の強制認証登録制度としてKCマークがあります。また、機械や器具、防護装置、保護具を対象としたKCsマークがあります。

Sマーク

任意認証制度

Sマークは、韓国産業安全衛生公団（KOSHA）が、労働安全衛生法に準じて行っている制度で、韓国で販売・流通される製品の安全性の証明を目的とし制定した、任意認証制度です。 KOSHA が審査を行い、基準に満たしているものに対し発行される認証マークです。韓国のエンドユーザーが産業装置の納入仕様にSマークを要求することがあります。
サービス内容：コンサルティング、KOSHA窓口代行

KCマーク

強制認証登録制度

KCマークは、韓国国内で販売・流通される製品の安全性を保証する、強制認証登録制度です。製品のカテゴリーにより、適合認証、適合登録、自己適合登録が存在し、自己適合登録は国内の ILACなどの認定試験所での試験結果で申請可能ですが、適合認証などの場合は、韓国国内のRRA 認定試験所による試験が必須となります。

サービス内容：適合登録試験・申請代行

KCsマーク

強制認証制度

KCsマークは韓国の公的機関である韓国産業安全衛生公団（KOSHA）が、韓国国内で販売・流通される製品の安全性の証明を目的とし制定した、強制認証制度です。機械や器具、防護装置、保護具が対象となり、義務安全認証と、自立安全確認というカテゴリに大別されます。自立安全確認に該当する産業用ロボットや研磨機、コンベアなどは、国内のILACなどの認定試験所での試験結果で認証申請可能ですが、各国で認証が要求されることの多い射出成型機やプレス機、圧力容器などが対象となる義務安全認証の場合は、KOSHAや韓国国内のKOSHA認定機関での審査・試験が必須となります。
サービス内容：適合登録試験・申請代行

韓国向けサービス

韓国向け安全審査対応：Sマーク、KCマーク、KCsマーク