警告ラベルの照査、作成

警告ラベルの規格照査

警告ラベルは、製品の安全設計上どうしても残るリスクをユーザーが認識できるようにするためのツールです。 ただし、そのラベルを見たユーザーが共通した内容を読み取れる必要があるため、仮にオリジナルのラベルデザインを作成した場合、そのことを証明する必要があります。
当然、メーカーサイドでそのような作業を行うことは困難を極めるため、既存のシンボルや文言を使用することとなります。
しかしながら、警告ラベルには、適応規格や業種によっては厳密なルールがあります。
弊社では、お客様で作成された警告ラベルが、目的の規格に準拠しているか、対象リスクに正しく対応しているかなどのチェックを行います。

以下は、一般製品や各種装置に要求される警告ラベルや図記号に関する規格の一部です。
• SEMI S1 (装置安全ラベルの安全ガイドライン)
• ANSI Z 535.1~5 (国際規格:安全標識・警告ラベル基準)
• JIS S 0101 (消費者用警告図記号)
• JIS Z 9101 (安全色及び安全標識)
• EN 50419 (WEEEマーク)
• IEC 61310- 1 (機械類の安全性―表示,マーキング及び作動)
• ISO 3864-1 (図記号 安全色及び安全標識:産業環境及び案内用安全標識のデザイン通則)
• ISO 3864-2 (安全色及び安全標識 ― 第2部 :製品安全ラベルのデザイン通則)
• ISO7000 (機器に用いる図記号)
• ISO7001 (図記号-一般案内用図記号)
• ISO7010 (図記号-安全色及び安全標識-職場及び公共の場所で用いる安全標識)

警告ラベルの作成

弊社では、上記の規格照査を行ったうえで、警告ラベルのデザインから印刷をお請けすることが可能です。 また、お客様の装置の特性に合わせ、アルミやUL準拠品など各種素材での製作も承ります。